
今回の抱負としては、SopraとPiluに行く。
あとのお店は決まってないです。
Good Food Guideを買ってから決めます。
シドニーのコーヒーは好きなので、毎日飲むだろうなぁ。
ついつい飲みそびれてしまうBV(ビール)は、忘れないうちに機内で飲むことにしようかなー?
前回、買いそびれたバッカラ(干しタラ)は買っちゃおうかなー?
あとは、オーガニック石けんと、塩と・・・。
シンプルな袖付きワンピースがあったら、買う!(ずっと探しているのですが、あんがい、ない)
そんなかんじかなー?
さ、荷造りしなくっちゃ!
マスクを忘れないようにしなくては。
機内でマスクをしておかないと、たいてい喉の調子がおかしくなっちゃって、そこから体調をくずすことが多いのです。
シドニーはどうやら、夏が終わってしまった模様なので、カサや上着もしっかりと持って行かなくっちゃ。
ブログはいつもどおり「旅の実況」として更新するつもりですが、写真なしでテキストだけの場合もあるかもです。

特に、夏期に行くなら、それはビーチと食事がいちばんの楽しみ。
ビーチをながめながら、ぼんやりとコーヒーを飲んだり、本を読んだり。
ときにはビーチに降りて昼寝をしたり。
食事も、シドニーのおいしいお店へ積極的に行ってますから、おいしいです。
そんなふうに、去年の2月にシドニーに滞在したときも、楽しみました。
もちろん、ブログにもたくさん書くつもりで。
日本に帰ってきて、写真の整理をして、ぼちぼちと書きはじめた頃に、3月11日がやってきたのでした。
心が固まってしまったようで、やっぱり、しばらくは、お気楽なブログを書くような気持ちにはなかなか、なれなかったです。
それでも、絞り出すように書いていました。
そんなときだからこそ、少しでもほっとできるような、お気楽なブログを更新しなくっちゃ、という気持ちでした。
それでも、海での気楽な話、シドニーでの話は、どう書いていいのか、迷っていました。
少しずつはなんとか書いていますが、書けなくなってしまった部分も多々あり、そうして1年がたってしまいました。
だけど、だからといって、シドニーでの楽しみまで無くしてしまうのは、オカシイんじゃないか、と。
やることはやって、楽しむことは楽しむ、そうでなくっちゃ。
シドニーに行って、海辺で楽しく過ごして、ブログにも書きますよ!
今度こそ!
今年もシドニーに行くことになったんです。
「シドニーの楽しみを書いておきたい」というのも、このブログを始めた動機のひとつですもの。

通風口(?)が紫色に塗られていたり、ビルのまわりにグリーンが配置されていたりと、すてきだったので。
やっと場所がわかりました!

ロックスが混んでて、車が停められず、駐車場代もかなり高かった(シドニー中心地のパーキング代の高さはすごい!)から、車でぐるぐるとまわっているときに発見しました。
こんな、ブリッジのすぐ脇にある建物だったんですね!
たぶん、マンション?なのでは?
古そうな建物ではありましたが、おしゃれな雰囲気。
印象的だった紫色の部分は色あせているし、グリーンも元気がなかったけど、全体的な形としては間違いないでしょ。

ブリッジ・クライムの事務所(?)のすぐ向かいでしたよ!!

こちらもちょっと遠い町まで久しぶりに行ってみました。
1つはスクランブルエッグのプレートを。
新鮮なリコッタチーズと、しっかりめにグリルしたブロッコリー。
しっかりめにグリルしたブロッコリーは、ほんのりした苦みがおいしい。
スクランブルエッグは当然、ふわふわです。

お肉とチーズがしっかり入ってしっかりしたお味だし、パスタも生パスタです。

こちらのカフェはギャラリーの隣にあるカフェで、ゆったりした雰囲気と、大きな窓と、大きな木陰がとても気持ちいい。
店内じゃなくて、厨房のほうを撮ってしまった。
手前がアシスタントの若い女性で、奥にいる男性がシェフです。

レストラン勤務から、夕方には営業を終えるカフェになったから、その後のビールを飲み過ぎたのかい?
朝ごはんメニューにパン+ジャムのセットがあるのですが、これもおすすめ。
トレイの上に何種類もの自家製ジャムとバター、蜂蜜、ベジマイト(ここにもあるんだ~!と感心)がやってきて、塗り放題です。
ジャム、すんごく、おいしいから。
前に行ったときは売っていたので、買って帰ったんだけど、今は売ってないのかな?
ラベルも貼ってないし。
私が買ったのは、いちご+バルサミコ酢のジャムで、コクがあっていちごの香りが高くて、おいしかったー!
Dansk Street Depo

ここがすごく好きで、前日にも行ったのに、すぐに行きたくなって、帰りに次の日も予約して帰る始末。
あいにく、翌日は一転して悪天候で、ちょっと残念・・・。
でも、いいのです。

悪天候でも、窓の形が風景を切り取る額のようで、いいなぁ、と思いました。
前菜の前の小さな先付けは、前日と同じ、魚の少しエスニックなタルタル。
冷たいシャンパンと、おいしいな。

生で食べられるくらい新鮮なイカやエビを薄いコロモでサッと揚げて。
油も新鮮だし、おいしいな。
フリットというより、薄コロモの天ぷらみたい。
上等の天ぷら屋さんがそうするように、中心はしっかりレアだし。

まわりのテーブルもみんな楽しそうにおしゃべりしながらのランチです。
家族連れがいちばん多いかな。
男性はエリ付きシャツにヒモ靴、スラックススタイルですから、夏の休日のランチとしては盛装スタイル。

これはちょっと以外で、水餃子のように厚めの皮に、中は新鮮ゆえに、ミルキーなリコッタチーズ。
ソースはほんのりバター風味。
上にはサッと揚げたセージの葉。
ちょっとクラシックな料理のかな?
皮のとじ目のギャザーが美しいです。

前日、別のテーブルに運ばれてきたのがうらやましかったのー!
1匹どーんとした大きさで、こんな大きな魚めったに食べれません!
蒸した魚が好きで、香港や台湾でもよくいただきますが、これよりずっと小さなサイズです。(たいていは魚のサイズが豊富で選べますし)

オリーブもおいしいオリーブだし。
今、気づいたのですが、コレ、アクアパッツァじゃないな。
アサリもトマトも入ってないから・・・フツーに白ワインとオリーブのソースで、これもまた、おいしかったですよ。

メインを2コ注文していたので。
まさか、こんなに大きな魚がやってくるとは思わなくて・・・お値段からして。
こちらのシーフードスープはエビや貝類が中心のトマトスープ仕立てで、これもまたおいしかったんですよー。
サルディニアに1回、行ったことがあるのですが、この店の味のほうが好きかもしれない・・・。

軽めなものを、ということで、パンナコッタ。
食後酒もサービスしていただいちゃった。
なんてったって、2日連続で来て、ゆったり食べてるから。(この頃には他のお客さんは帰りだしてます)

皿は大きいけど、中身はそうでもなく、ホッ。
ビターなチョコレートで、好みです。

もちろん、フレッシュです。
かなりゆっくりさせてもらいました。
また行きますよ!!

イタリアのサルデーニャ料理のお店です。
good food guideでhat(星)のついたサルデーニャ料理店がある!というのでそもそもは行きはじめたのです。
シドニーにもたくさんのイタリア料理店がありますが、ひとつの地方料理にこだわったレストランはあんがい少ないです。
行ってみると、料理がおいしいだけでなく、ロケーションやインテリアも最高!で。
建物は窓から見える景色を計算して建築したに違いない。
アーチ型の窓から見える海と空が本当に、まるで絵画みたい。
天井は高くてアーチ状なのに、わざわざ風景を切り取るようにアーチ型の窓にしてあるんですよ。

サルデーニャのパン、パーネ・カラサウ(紙のように薄いパン)もしっかりあります。
このパーネ・カラサウがすごく薄くて、それでいてすごくおいしい!
サルデーニャで食べたものよりおいしいかも・・・。

ちょっぴりアジア風な雰囲気もあって、シドニーっぽいお料理です。

こういうおいしいお店では安心してカルパッチョをいただきます。
新鮮なお魚と野菜とで、美しさはもちろん、おいしですよ!

もちろん手打ちで、おいしい!
さすがに、シンプルにシーフードと野菜のパスタにしておきました。
思ってたよりも大盛りでしたし・・・。
大きめのエビとカニのほぐし身もたっぷり入っているし、おいしいオイルと塩が使われていて、これがおいしくないわけがない。

ポルケッタ(こぶたの丸焼き)!です!
自家製サルシッチャ(ソーセージ)も付いてます。

トレイ山盛りが1皿の料金で、あとはテーブルごとにシェアします。
家族連れで分け合うテーブルも。

豚肉独特のくさみはなく、ほんのりハーブの香りがして。
他の料理も全部おいしいんだけど、これだけを食べにまた行きたい!と思うくらいです。
1切れがげんこつサイズ(男性の)だから、それでもう十分、お腹いっぱいになるんだけど、あまりのおいしさにもう1切れ、もう1切れと・・・。
骨まわりの肉って、おいしいですよねぇ。

この野菜だけでかなりの量なので、「今日のランチはこれだけでもいいな」と思うくらい。
でも、この野菜がまたおいしいんですよね。
もうほんとにね、残したくない・・・と思いましたよ。

アイスクリームにエスプレットをかけたこのデザートはおなかがいっぱいだけどデザートが食べたいときに注文することが多いです。
だって、まだ帰りたくなかったんだもん。

ここのエスプレッソがまたおいしいし、まだ帰りたくないから〜。
このお店の雰囲気自体もイタリアのどこかにありそうな雰囲気で、そこもお気に入り。
シドニーでおすすめのレストランは?と聞かれて、ここを答えたこともアリ。(もちろん、他もいくつかお教えしましたよ)
シティから遠いし、たぶん、行かなかったと思われる・・・。
Pilu at Freshwater

ま、私が行くんですから、もちろん、おいしいもののためなのですが!
私がシドニーで行くお店の中でいちばん、遠いです。
なんせ、マンリーよりも遠い!(マンリーはシドニーから小一時間ほど離れた、人気ビーチリゾート地)
それでも行く価値があると思いますね、Pilu at Freshwaterには 。

町から離れているから、そんなに混んでないし、とくに夏(いまくらいの季節)は青い海と空が美しい!
ここのビーチにあるレストランは1軒だけだから、そこで食事をして、その後、ビーチでゆっくりするのもまた楽しみなの。
ビーチまで降りなくても、丘の上の芝生でぼーっとするのもいい。

数年前にFreshwaterに来たときには、まわりになんにもなくって、本当に、ただ広々としたビーチがあって、そこにぽつんとレストランがあるだけだったのですが、久しぶりに行くとまわりもずいぶん栄えはじめたようです。
私が提唱している、「良いレストランができると、そのエリアは栄えはじめる」ではないかと。
ま、マンリーからそんなに離れているわけでもないですしね、単純に開発が進んだだけかも。
宿泊施設もいくつもあったけど、高そうだなぁ・・・安かったら泊まりたいなぁ。
レストランはあいかわらず1軒だけだけど(キオスクという軽食スタンドはあるけど、そこもPiluがやってるの)、ちょっと離れるとカフェやスーパーや酒屋さんなどはけっこーできてました。
酒屋さんなんかは、マンリーの近くでもあるので、いいワインを置いてそうだな、と思いました。

今でこそ、どこで食べようか迷ってしまうくらいのレストランのレベルですが、10年以上前はちょっと、そこまでではありませんでした。
その中でお気に入りだったお店が、こちらのビストロ・モンカー。
土曜のランチや、日曜あたりに行くことが多いです。(シドニーでは土・日・月はお休みのレストランが多いので、重宝してます)
Good Food GUideでhat(星)を取り続けるお店です。
hatを取り続けているだけあって、どんどん改装され、広くなり、よりすてきな、そしてちょっと高級なレストランになりました。(はじめはもっとカジュアルで、そこも好みでした)

軽く、といっても、ビストロですし、ボリュームもそこそこあるんですけどね。
シンプルにお魚のソテー。
魚の下にたっぷりの野菜の付け合わせが添えられているところがシドニーらしい。
ビストロだから、ベースはフランス料理なのですが、やっぱりシドニー料理でもあるんですよ。

手作りソーセージのプリッとジューシーなお肉感がおいしいです。
ソーセージの塩味とシンプルなマッシュポテトを合わせると、ワインがどんどんすすみます。(このときはワインは控えめにしておきましたが)
フランスのマッシュポテトはもっとバターやクリームが入ってこってりしているのですが、シドニーなので、さっぱりめです。

オーストラリアのレストランはメインの付け合わせ野菜が必ず別注文でも選べるようになってるんですよね。
料理のお皿の上にもそこそこ野菜はのってくるのですが、それとは別に、大盛り野菜(サラダやポテト、グリル野菜が多い)が食べられるんです。
このときはズッキーニのソテーを注文しました。
思ったよりは、油と塩が多めだな、とは思いましたが、新鮮なズッキーニを山盛り食べられるのはオイシイ、オイシイ。

デザートメニューの中から、サマープディングを。
シドニーのデザートでサマープディングあることはめずらしくありません。
イギリス系の人も多いしね。
だけど、正統派サマープディングを食べたことはないと思う。
アレンジされた、レストランのサマープディングです。
このサマープディングも、クリームにフルーツ、おいしいソルベがたっぷりとのっています。
本家のサマープディングに入っているという、食パンは入っていないので、グラスに入った小さなパフェのようなものですね。

スフレ好きなので、時間がかかると言われても、あると注文してしまう。
これまたシドニーのレストランには多いメニューです。
あつあつスフレの真ん中をくずして、中にカスタードソースを落として、いただきます。
あちあちふわふわで、おいしーです。
もう、ほんとーに、おなかいっぱい!
かなり通ったお店なので、これがフランス料理かどうかはすでにどうでもよく、もうこの味が食べたいと思っちゃうから、シドニーに行くたびに、きっとまた行ってしまうな。
このレストランのあるエリアはかなり好きなので、どうにかここらへんに住む方法はないものか・・・と考えたことがあるほどですよ。
Bistro Moncur

初めてシドニーに来た頃、このあたりは少し怖い地域だったように記憶しているのですが、いまではおいしいレストランやすてきなカフェの密集する、注目のエリアです。
夜でもこうこうと明かりのつくドラッグストアの一角のショーウインドウがなにやらかわいい展示になっていて、はりついてじっと凝視。

薬瓶の中に褐色の液体が残ったままのものも。
新しいドラッグストアに改装する前のお店で使っていたのか、どこか倉庫に眠っていたものなのか。
いずれにせよ、こういうものが「すばらしい」と思って、こうして新しいお店にも展示してあるのは、うれしいなぁ。
すごくかわいいですよね。