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旅先でみつけた楽しいもの・おいしいもの


by gigicocco

2010年 11月 27日 ( 1 )

パリでとてもとてもお気に入りのビストロがあります。
「お気に入りのビストロ」はたくさんあって、こういう料理が食べたい時はココ、というのがだいたい決まっていて、こちらはホッとするやさしいお料理が食べたい時に行きます。
やさしい味は、シェフが女性だからでしょうか。
ダイナミックな料理でもどこかやさしいんですよね。
最先端料理の店も楽しいけど、普通のものが普通においしいお店というのも甲乙つけがたい。
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前菜のイワシのマリネ。
新鮮な小さなイワシを、サッと薄味でマリネして。
酢じめほと浸かってないし、薄味なんだけど、味がぼやけてないんだよなぁ。
少し香りのある柔らかい葉っぱ(ハーブ類)のサラダと共にいただきます。
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シンプルな魚とカブのスープ。
これまた薄味で、ホッとする味です。
香港の家庭のスープみたい。
ハーブはディルが使われていて、ウエスタンスタイルですね。
魚料理もとてもおいしいので、たくさん注文しています。
前菜から肉類を食べると、お腹がいっぱいになっちゃうし・・・。
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白身魚のソテー。
これも見ての通りのシンプルさ。
新鮮な魚をサッと料理したってかんじ。
下に敷いてあるのはマッシュポテト。
クリームとバターたっぷりのマッシュポテトではなく、これまた薄味で、じゃがいも感を生かした仕上がり。
ソースは生のトマトとみじん切りのシブレットのドレッシングでさっぱりと。
このソースはマッシュポテトといっしょに食べてもすごくいいですねぇー。
これは真似しちゃおう。
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お肉はアニョー(子羊)の煮込み。
ボリュームはありますが、これまたシンプルでおいしかったー!!
きちんと焼いたあと、野菜とスープで煮ています。
パリで食べるアニョーはクセもなく、本当においしい!
スープには脂が浮いていますが、お肉自体は脂をよく落としてあって、とっても食べやすい。
純粋にお肉を思う存分、かみしめる喜び。
すばらしいです。
a0098948_42272.jpgデザートはタタン(りんごのタルト)を。
ここんちのタタンはタルト型に入っているのではなく、煮たりんごに細かく砕いたクッキー生地をドサッと重ねたもの。
アメリカの家庭で食べたりんごのお菓子も(もっと甘かったけど)こういうスタイルだったなぁ。
こういうパターンもあるのですね。
a0098948_43332.jpgもうひとつは、ババ。
ケーキにリキュールシロップを染み込ませたお菓子ですが、これはただのリキュールシロップではなく、カスタードソースで、しっとりまろやか。
甘さも控えめ。
どれもやりすぎず、やさしく、でもビシッと味が決まっていて、すごーく、好みです~。
こちらのお店はラストオーダーも遅めなので、大変、重宝しております。
パリに行ったら1回どころか何回も行くことも・・・。
たっぷりバターのフレンチに飽きたとしても、ここは飽きないですねぇー。
どの料理も決して、やりすぎない。
店内の雰囲気も、店員さんの雰囲気もとても好き。
きどってなくて、みんながおいしいものを食べて幸せなかんじ。
シェフがまたカッコイイんですよ。
店内から厨房が見えるのですが、小柄なマダムが赤ワインをグイッと飲みつつ、腕まくりをしててきぱきと料理をしている姿がすてきです。

バラタン
ベルビル 20e
by gigicocco | 2010-11-27 01:53 | フランス France