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旅先でみつけた楽しいもの・おいしいもの


by gigicocco

2010年 10月 09日 ( 1 )

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初めてバスクに行く前に、ちょっと予習をと思い、パリのバスク料理のお店に行きました。
「バスク出身のシェフの店」にはたくさん行ったことがあって、大好きなお店も多いのですが、バスク人の作る、正統派バスク料理は食べたことがなかったのでした。
お料理の写真がたくさん載っているようなガイドブックも日本ではみつけられなかったし。
あったとしても、スペイン側の情報が多かったです。
お店の名前の「ラ・プランチャ」というのが、そもそもバスク語なのですよ。
網焼きとか、そういう意味のようですから、このお店も網焼き屋さんなのだろうと予想がつきました。
海沿いに網を出して新鮮な魚介類を焼いて食べさせてくれる・・・というのがプランチャの始まりなのだとか。
お店に入ると、いかにもバスク人という顔をしたおじさん客がいて、本当にここはバスク料理の店なのだなぁと思いました。
英語が通じず、お互い片言英語でお店のお姉さんとコミュニケーションをとります。
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私たちの目的は定番のバスク料理を食べること。
順不同ですが、今になってみると、なかなかバスク料理らしいものを食べています。
カウンターの寿司ネタケースのような中にバッドが並んでいて、大皿料理のお店のようなシステムです。
前菜などはそこから選べて便利。
実際の料理を目で見ることができるので、安心です。
選んだのは、アーティチョークと生ハムの前菜。
生ハムはもちろん、バイヨンヌのハムでしょうね。
バイヨンヌはバスクにある村(町?)なのですよ。
日本ではなかなかの高級ハムです。
バイヨンヌのハムは、生ハムですが、この料理ではカリッと焼かれていて、それもバスクっぽい。
バスクでは生ハム=生で食べるものとは限らないようで、焼いた生ハムもよく食べられているようです。
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これはプランチャ料理、いわし焼き。
シンプルに焼いたいわしに、ライムとオリーブオイル、エスペレットを少々。
近頃人気のおしゃれ唐辛子、ピメント・エスペレットはバスクを代表する調味料。
コショウ感覚で使うとは聞いていたのですが、こういうことなのですね。
ほんの少しのピリッと感にエスペレットの香りが足されて、シンプルな料理に複雑さをプラス。
この調理法はとても気に入って、日本でも真似しています。
いわしだけでなく、サンマやイカ焼きなどにも。
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えびのにんにくオイル焼き。
これはちょっとスペイン料理みたいに感じますが、まぁ、バスクはスペイン側もあるので、やっぱり近いですよね。
決定的に違うなと思う部分は、やはりエスペレットが入っているところ。
エスペレットの辛みと風味とうまみ。
エスペレットはうまみ成分も濃厚です。
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イカスミ料理もバスク名物ですよ。
バスクの赤といえばエスペレットだけど、黒といえばイカ墨ってくらい。
味は見た目のインパクトほどの個性はないので、おいしいイカ料理です。
そしてイカはたいてい、ひいかのように小さいものです。
白いご飯が添えられているので、カレーライスのようにソースとまぶして食べました。
長粒米でなく、普通の短いお米なので、なんだかホッとします。
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バスクのデザートと言えば、マミアとガトー・バスク。
しっかりこちらのお店にもありました。
マミアは羊のミルクからできたプリンのようなもの。
ミルク味というのがママの味ってかんじなのかも。
上にかかっているソースはバスクだし、黒さくらんぼのジャムかな?と思ったのですが、別のベリー系ジャムでした。
初めはブルーベリーかな?と思ったんだけど、そんなわけないか・・・ブラックカラント(黒カシス)かな?
ガトー・バスクはカスタード入りのタルトのようなもので、こちらのお店のはぎゅっと凝縮したような食感でした。
シンプルなお菓子なので、作る人によって違いが大きいです。
飲み物は食前酒に とフランス産の赤ワイン。
は飲んだ分だけ支払う仕組み。

ラ・プランチャ
by gigicocco | 2010-10-09 17:02 | フランス France