燕の巣専門店のスイーツ
2009年 02月 22日
もともとが燕の巣専門店(卸?)のスイーツ屋さんのようです。
とても小さなお店で、テーブルは2つしかなく、それでも満席状態なのは見たことがないという、不思議なお店です。
テイクアウトが多いのかしら?
この時に注文したのは、涼粉(漢方ゼリー)のマンゴーのせです。
燕の巣が別皿で付いてきます。
けっこう、こんもりと。
燕の巣スイーツ屋さんなので、そりゃ、燕の巣入りのものを注文します。
フルーツは何種類か選べるのですが、このときはマンゴーをチョイス。
他にはパパイヤ、スイカ、メロン、ライチーなど、様々なフルーツが選べます。
スイカもさっぱりして、なかなか良いですよ。
のっている透明なゼリーのようなものが、燕の巣ですよ。
燕の巣には味はついていません。
味は、涼粉の味(基本的には味はあんまりしない。薔薇の香りはする)と、燕の巣のつるりとした食感と(無味)、おいしいマンゴー、それにコンデンスミルク風味の優しい甘さのシロップ。
香港スイーツを食べ慣れてくると、日本で食べるスイーツが甘すぎるように感じるようになります。
日本のほうが甘さがきついことが多いです。
こちらのお店の涼粉は、かなりオリジナルのようで、色も薄めですし、薔薇の香りもします。
薔薇茶が入っているんでしょう。
普通、涼粉はもっと黒い色です。
亀ゼリーに似た食べ物だけど、亀ゼリーより食べやすくておすすめです。
亀ゼリーは専門店以外にはあまり置いてないけど、涼粉は香港スイーツ屋にたいていあるので、気軽に食べられます。
効能は、体内の熱を取る。
ようするに、便秘とか、胸焼けとか、ニキビとか。
日本で手に入る近いものとしては、缶詰の仙草ゼリーですね。
中国食材店に行くと、1缶300円くらいで売っています。
燕の巣はなぜそんなに高価でありがたがられるのか、私もずっと不思議だったのですが。
食べられるようになるまでとても手間がかかるということと、それより何より、美容にいい!!ということらしいです。
それを聞いたら、食べないわけにはいきません。
レストランなどで注文すると、燕の巣入りとナシでは少なくとも100HKドルは違っています。
燕の巣の量やランクにもよるのでしょうが、300HKドルとか、ケタが違うことも。
そんな高級食材である、燕の巣入りのスイーツが、ここでは数十HKドルでけっこうな量を食べられるのです!
すぐ食べられる瓶詰めの燕の巣もお得価格で販売していますが、おみやげに買うにはチト重い・・・。