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旅先でみつけた楽しいもの・おいしいもの


by gigicocco
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東京の香港麺屋さん

東京の香港麺屋さん_a0098948_1554910.jpg
東京にも香港料理を出すお店はいくつかあって、行ってみたいなーと思っていても、そんなについでがない場所だとなかなか行けないもので。
別用で三宿に行ったのですが、ハッと、そうだ、ここに気になる香港麺屋さんがあったんだ!と思い出し、食べに行きました。
メニューを見ると、もーう、すんごい香港!
とっても悩んだ中から、雲呑麺とスペアリブのせご飯のセットに。
そして小皿料理の中から、鹵水(ルゥシュイ)のゆで卵と厚揚げのセット!
こちらのお店のスゴイな!と思ったのは、小皿料理が充実していたこと。
小皿料理が200円代からあるんですよー!!
小皿料理はこうでなくっちゃ。
香港の麺粥屋さんでは超定番の油菜(香港風のゆで野菜)も、香港よりはずいぶん小盛りだけど、ちゃーんとあるんですよー!
油菜は200~300円くらいで食べたいんですよ。
ガイラン(アブラナ科の定番青菜)も台湾産だけどメニューにあって。
レタスの油菜(オイスターソースかけ)もあるし。
メニューはとにかく香港で楽しいです。
鹵水は潮州料理ですが、香港ではとてもメジャー料理で、醤油と砂糖とスパイスのタレで素材を煮た料理です。
この独特な香りがまた、香港を思い出すんです。
スパイスの香り付き味付け卵です。
おっと、話しがとんでしまいましたが、雲呑麺ですね。
スープはとんこつスープのように骨をメインでとった白濁したスープで、脂はほとんど除いてあり、あっさりして食べやすい。
スープもちゃんと、おいしい。
香港の雲呑麺でこういう白濁スープはめずらしいと思うのですが、潮州系香港料理のお店だからなのかな?
雲呑麺は+100円で香港麺を選ぶことができたので、そちらにしましたが、細麺なだけで、やわらか麺だったのがちょっと残念。
次からは固め注文しなくては。
博多とんこつラーメン風にいえば、超固めのハリガネでお願いしたい。
麺にのってる具は雲呑だけでなく具だくさんで、さつま揚げと魚のすり身ボールものっていて、これまた香港ぽい具材。
雲呑はエビと豚が半々くらいで、金魚のしっぽのようなヒラヒラがついた、日本風の雲呑包みでした。
魚のすり身ボールも日本風で食感がやわらかめですが、でももう、入っていることがすでにうれしい。
小丼も私はスペアリブ(排骨飯)にしましたが、他にもチャーシュウ(又焼飯)、牛バラ(牛月南)などもあり、全部食べたいくらいでした。
スペアリブもシンプルな塩味にニンニクがきいていて(ニンニク多めは日本風かと)、たまらずウマイ。
そこに自家製のチリソースをちょいとかけて、もう本当にウレシイかぎり。
チリソースは日本風にいうところの、手作り食べるラー油なのですが、ニンニク多めで苦みもありましたが、私にとってはスペアリブ飯にはチリソースが必須!なのです。
あと、このお店がすごく香港だな!と思うのが、店員さんが香港語(広東語ですが・・・)で話すこと。
もちろん、お客さんには日本語で話しかけてくれるのですが、それも香港なまりだし、大きな声で店員同士やりとりするのが香港語なんです。
それがとっても香港を思い出す。
これはアレですね、お国のなまりが聞きたくて上野駅に行ってしまう、という、石川啄木の詩を思い出しましたね。

新記
by gigicocco | 2013-10-16 16:28 | 東京 Tokyo