香港の街角おやつ
2012年 09月 22日
香港の市場を歩いていると、ふわ〜んと甘い香りに誘われて屋台の前までたどり着く。
先客で女子高生2人組がワッフルを買っていて、きっとおいしいんだなと思って、私も買うことに。
お腹具合からワッフルは止めといて(香港のワッフルは大きい)、鶏蛋仔(ガイダンジャイ)にしました。
鶏蛋仔とは、ベビーカステラをつなげて焼いたような、香港の屋台で売られている庶民的なお菓子です。
お店のおばさんは私もワッフルを買うと思っていたらしいのでしが、アラ、こっち、というかんじで積み重なった鶏蛋仔を取り上げ、弧を描いたような形状をさらにやさしく折り、紙袋に入れてくれます。
アツアツのうちにお店の前でつながった卵状の玉を1つつまむと、ほんのりとした卵とココナッツの良い香りがして、口に入れるとカリッ、パフッ、ふにゃん、もちっという4の食感が連続して起こります。
表面がカリッとしてて。
半分空洞なので空気がパフッと抜けて。
空洞の反対側の生地がやわらかいので、ふにゃんとして、なおかつ、もちっとした食感。
この次々起こる口の中の食感が楽しくて、1つ、また1つと食べ続けてしまうんですよね。
大きそうに見えるけど、中は半分、空洞なので、そうでもないの。