車ナシで諏訪大社をまわるには<本社編>
2012年 08月 13日
諏訪に行ったのは、山+湖+温泉に行きたかったから。
その条件に諏訪はピッタリでした。
できれば3泊くらいはしたかったけど、それはまたいずれ。
すごく有名なエリアなのに、あんがい、ガイドブックには取り上げられておらず(せいぜい半ページくらい)、日本なのだし、どうにかなるさ、と行きました。
諏訪大社は諏訪湖を囲んで4つに分かれているのですが、車があれば半日でまわれます。
そこを私は電車+バス+徒歩+タクシーで。
バスは1~2時間に1本程度なので、ちょっとタイヘン。
土地勘がないので、循環バスの順路がピンとこないし。
まずは宿をとっている上諏訪駅に到着しし、コインロッカーに荷物を入れて、観光案内所へ。
なーんにもわからないから、そうするしかない。
観光案内所で、諏訪大社関連のチラシをもらい、受付の方に諏訪大社(上社)に行きたいのですが?と聞くと、かりんちゃんバス(循環バス)の乗り場と時間を教えてくれました。
ついでに「前社(大社から少し離れたところにあるもうひとつの社)」に行くには?と聞くと、「行く方法はありません、歩いて30分です」と教えていただく。
ちょっとびっくり。
上諏訪駅からかりんちゃんバスで大社まで20分くらい。
正確には、諏訪博物館前の停留所で降りて、そこから歩いて数分です。
伊勢神宮とくらべてしまうと、こじんまりとした印象ですが、神楽殿があったり、その横に土俵があったりして、相撲がもともとは神事であったことを思い出したり。(ここでの相撲なら見たい!)
宝物殿は見る勇気なく。(鹿の頭がたくさんあるらしいので・・・縄文文化)
「鹿食之免」と書いた、お箸の入った御札が売られていて、それはかなり買うかどうか迷ったし、今では(こんなにいつも食べ物のことを考えているのだから)買うべきだったのではないかと、後悔しております。
次に行ったら、入手します。
大社の前にはおみやげ屋さんや軽食屋さんがいくつかあるので、そこでタクシーは呼んでもらえます。
頭を丸めた青年2人組が、おみやげ屋さんに呼んでもらって、外社に行くらしく、交渉していました。
外社にタクシーで行く人は少ないらしく、おみやげ屋さんも驚いてました。
おみやげ屋さんもいくらかかるか知らないらしく、5千円以上かかるんじゃない!?と驚いて言っていました。
タクシー移動する人は少ないらしい。
JRの駅で2駅分ですから、それくらいか、もっとかかるかもしれないけど、2人の青年は、日帰りで急いでるから、と。
ちなみに、もよりのJR茅野駅から諏訪大社までは1500円ちょっとです。
私も外社に行くなら、同乗させてほしかったけど、私は前社にも行きたいので、歩いて行くことにしました。
炎天下の国道をずーっと歩いて30分、です。
途中、バス停はいくつかあったけど、錆びていたし、時間や路順なども書いてないので、運行しているかどうかもわからず。
ついでに、炎天下、歩いてる人も他にはおらず。(皆、車です)
やっとこ着いた前社は、こじんまりと、小さく、涼しく、静かで、風がそよぎ、清らかな水が流れていました。
他にもお詣りの方が何組か。
カメラ女子もいましたよ。
さて、前社からどうやって帰るのか。
歩いてきたんだし、と、歩いて本社まで帰りました。
暑かった!
これは、今思うと、タクシーを呼べば良かったんだけど、なんとなく、まだ歩きたい気分だったので。
諏訪大社(本社)まで戻って、諏訪博物館周辺のバス停の時間を見ると、どれも1時間ほどバスは来ないらしい。
本社の横にある、金子茶房の向かいのかりんちゃんバスの停留所は、あと15分ほどでバスが来るらしいので、それに乗って、コインロッカーに荷物を置いた、上諏訪駅まで帰ることにしました。
この時点で、もう夕方だったので、外社は次の日に。
行きは20分ほどで到着したかりんちゃんバスですが、帰りは順路が違うらしく、なんと、50分くらいかかっちゃいました。
やっぱり、タクシーを呼んで茅野駅まで行って、そこから電車で上諏訪駅まで行くのが正解、だったなぁ、と。
かりんちゃんバスはどこまで乗っても150円だから、いちばんリーズナブルではあるのですが。
諏訪大社を見て、私はやっと、諏訪の御柱祭の意味がわかりましたよ。
いままでは、ただ、危険な祭というイメージしかなくって。
長くなったので、もうひとつの諏訪大社、下社については<下社編>に書きます。
※追記※
読み返すとわかりづらいのでこの内容を<改訂版>として書き直しました。
興味のある方は、そちらもどうぞ。