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旅先でみつけた楽しいもの・おいしいもの


by gigicocco

近頃話題の「エスペレット」をおみやげに

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近頃、日本でも見聞きするようになった「エスペレット」という一味唐辛子のような調味料があります。
パリのビストロ(特にネオビストロ)あたりではもう、すんごくはやっていて、料理の仕上げにパラリとかけて一丁あがりってかんじです。(「おしゃれ一味」とは名言です・・・バスク人は一味のことを「和風エスペレット」と呼んでよい)
「エスペレット」と呼ばれているのは、正式には「ピメント・エスペレット」のことで、「エスペレット産のピーマン」という意味です。
「エスペレット」と呼ばれているので、そういう名前の唐辛子の一種だと思っていたのですが、なんと村の名前だったんですよ。
「エスペレット村でできたピーマン」ということのようです。
エスペレット村産が有名だけど、近隣の村でも生産されているようです。(サン・ジャン・ド・リュズの市場でみかけました)
ピーマンですが、それを乾かして粉砕すると、一味唐辛子のような調味料ができあがるしだい。
ピーマンだけど、辛みのあるピーマンなのです。
辛いと言っても唐辛子ほどではなく、甘いと言われている韓国産の唐辛子よりもさらに辛さはマイルド。
使い方はコショウに近くて、バスク料理屋さんに行くと「塩・コショウ」でなく、「塩・エスペレット」が置いてあるくらい。
バスク料理、特にピペラド(ピーマンの炒め煮)を作るには欠かせない調味料で、独自の風味とコクと甘みと辛みが出て、トロリと仕上がる。
a0098948_3335376.jpg検索するとピペラドのレシピも出てくるかと思いますが、ピーマンをたくさんそろえるのが大変なので(パプリカを使うレシピが多いのですが、バスク人から言わせると、パプリカではなく赤ピーマンなどのカラーピーマンを使ってほしいとのこと)、ピーマン以外の野菜もたくさん入れて作ってしまい、ラタトゥユに近いかんじになってしまうのですが、エスペレットを入れるとアラ不思議。
それだけでなんとなくバスクの香り。
独自の風味ととろみが出て、トマトを入れて煮込まなくても、おいしくなる。
ピーマンとトマトは同じナス科なので、共通点があるのかも。
その他には、シンプルにイワシを塩焼きにして、そこにレモン(ライム)+エスペレットもお気に入りの食べ方。
これはコショウと同じ使い方ですよね。
エスペレットは日本ではまだ入手しづらいし、なかなかのお値段だったり、業務用だったりするので、おみやげにもとても重宝しています。
バスクまで行かなくても、パリのボンマルシェやラファイエット(どちらもデパートの食品売り場)で手に入るので、よくおみやげで購入します。
・・・で、ここまで書いておいてなんなのですが、何か間違ったことを書いていたら、教えてください。
私が今まで見聞きしてきたことを書いたので、間違いがあるかも?
それに、私ももっとエスペレットのことが知りたいです。
by gigicocco | 2011-01-06 04:04 | バスク Basque