パリでちょっと離れていても行くお店
2009年 09月 14日
ディナーには行けませんでしたが、ランチには行くことができました。
ランチもとてもリーズナブルで、気になっていたんですよね。
ランチ開始時間きっちりに行ったので、早すぎたらしく、パンを先に出してくれました。
ランチは、前菜とデザートは選べますが、メインは1種類のコースです。
優しい、上品な味で、ていねいにとったスープが感じられます。
味もさっぱりして良いですが、見た目もとてもすてきです。
注文している人も多かったです。
どこどこのだれだれが作った野菜のサラダ、らしい。
とても柔らかい葉っぱたちで、するするっと食べられてしまいます。
たまらず、グラスのロゼを注文。
中心は当然、ロゼで、やさしい味のお肉です。
さっぱりしたお肉なので、まったくもたれません。
この頃にはとっくに店内は満席で、その全員がこの料理を食べるわけですから、大きな肉を焼いて、それを一人前づつ切り分けてサーブされるようです。
生のマッシュルームを薄切りにしたものが飾られていて、かわいいです。
フランス版の泡雪、ですね。
卵白を泡立てて焼いたふわふわのものに、カスタードソースをかけたもの。
私、これ、今まで食べたイル・フロッタンの中で一番、おいしかった。
見た目だけでなく、味も軽やかで。
べったりと甘いイル・フロッタンが多いんですが、これは、甘さもほどよく、ほんと、おいしかった。
これまた、ビターでシックで、中は少しトロリとしていて、とても上品でおいしい。
これだけの料理がランチで12ユーロ・・・(たしか)。
わざわざ行って良かったと思いましたよ。
どのくらいわざわざって、最寄り駅からはちょっと歩くので、タクシーで行ったんですから!
パリは外食が高いですから、差額でタクシー代が出ちゃったんですよ。
素材良く、上品で優しい味つけ、勢いもある。
このお料理がこのお値段でなんて、すごいと思う。
このお店は、また絶対、行く。
シャトーブリアン