ラシェットへ行くの巻(前半)
2009年 03月 30日
ブノワもオーリヨネも、どちらのお店も行ったことがあって、とても良く、「私はこの人の料理がそもそも好きなのでは!?」というわき上がった仮定を確認したくなり、急いで予約して行ってきました。
(ブノワもオーリヨネもどちらもアランデュカスグループです)
どの駅からも遠い、ちょっと歩かなくてはいけない立地だったので、てくてくと歩いて行きました。
お店に着くと、その日一番の客だったので、なんとなくのんびりとした気分になり、店員さんとちょっと話す。
話すって言っても、お互い英語は簡単な単語程度しか通じない。
私が「ブノワに行ったことがあるんだー」「パリと東京のどっちも」というと、店員さんはとてもうれしい顔になって、奥からシェフを呼んできてくれた。
でも、シェフはさらに英語が通じないみたいで、こんな時に、私はフランス語を知らなすぎるよな、と思います。
どうやらシェフは東京のブノワでも少し仕事をしたことがあるらしく、そして、その時の東京滞在がとても楽しいものだったようで、まだオープンしたばかりの新しい自分のお店に、東京からお客さんがやってきてくれたことを歓迎してくれました。
これがまた、うれしい!おいしい!
このスタイルは、このお店が前のオーナーの時から同じだそう。
ハムなんてね、めちゃくちゃおいしいハムが、たっぷり出てくるのですよ。
一瞬、「前菜で注文した?それともサービス?」と思ったよ。
アミューズ(突き出し)とは!
私の経験によると、魚とえびカニはボリュームが少ないことが多いんです。
貝類や、いろいろな種類の魚介類が入っている場合は、がっつり鍋ごと出てくることがあるので、注意します。
だいたいは、魚料理ってあんまり調理パターンがないので、そんなにびっくりするものは出てこないので大丈夫。
サーディーンを注文して大盛りで出てきたことはないですねぇ。
海辺とかだったらあるかもしれないけど。
だいたい、あっさりしたオイルサーディーンぽいものか、酢締めのもの。
良くない店だと、生臭いことがあるので、注意。
魚介類の取り扱い方がよくわかってない場合があるからさ・・・もちろん、ここは大丈夫!
これがねぇ、大盛りでおどろいたんだけど、とってもあっさりしたシンプルな味のスープで、ホッとする味。
上にミルクの泡がのっているけど、スープの中には乳製品は入ってないの。
イメージでいうと、おばあちゃんのスープってかんじ。
もちろん、それはかなりのお料理上手のおばあちゃんだけどね。
前菜が出るころになると、他のお客さんもどんどんやってきて、ほぼ満席になりました。
この日は男性グループの多かったですねぇ。
平均年齢が高めの。
近所の寄り合い?なんて思ったりして。
でも、ちょっと遠くてもここにしたくなるだろうなーと思いましたよ。
後半はこちらで。