人気ブログランキング | 話題のタグを見る

旅先でみつけた楽しいもの・おいしいもの


by gigicocco
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

残り野菜のスープストック

残り野菜、イヤ、正直にハッキリと言おう!
野菜の皮や使い残しのはしきれ、古くなってきたもの、そんな野菜がなんとなく冷蔵庫内にたまってきたら、スープストックをとろう。
お肉があったらお肉を入れてお肉のスープストックにするし、魚のアラやエビの殻があったら入れて魚介のスープストックにします。
だけど、たいていは何もなくて、野菜だけのスープストックをとります。
野菜だけのスープストックは、やさしい味でしみじみとおいしいし、クセがないので、何の料理でも使える。
大きく言うと、魚貝のスープストックをとったら、お肉料理には合わないから。
ついでに言っておくと、魚貝を入れるときは、炒めたり焼いたりしてから煮たほうが生臭くないスープがとれます。
一応、参考までに。
もちろん、そのまま味をつけてスープとして飲んでもおいしい。
スープが薄かった時はちょっと煮詰めると濃くなる。
野菜のスープストックの作り方は、野菜くずとひたひたくらいの水を鍋に入れて、あとはひたすらクツクツと煮るだけ。



煮くずれるから、グラグラは煮ないほうがいい。
最低、15分くらいは煮る。
長い時は1時間くらい煮ることもある。
根菜を丸ごと入れて煮る時は、やっぱり長時間煮たほうがいいからね。
野菜だけなので、アクは出ないです。
いつもてきとうに、味見して、味が出るまで煮ています。
漉して塩をちょっと入れたら(保存のため)、おしまい。
漉して、なんて書いたけど、めんどくさいから網じゃくしですくい上げてます。
崩れると濁るので、そっとすくうけど、濁っても、まぁ、お店じゃないしね。
煮物にもスープにもカレーを作るときにも、何にでも使う。
料理によって濃いスープにしたい時は、野菜のスープストックにチキンパウダーを足したり、昆布を足したり。
ただの水よりはやっぱりおいしくなるからね。
皮をたくさん使う時は、農薬のことも少しは気にしたほうがいいかな?
スープストックにあんまり向かない野菜は、葉っぱ類とねばねば野菜。
葉っぱ類とねばねば野菜を入れるなら、短時間で上げる。
必ず入れるのは、玉ねぎとか人参とか。
崩さずに煮れるなら、じゃがいももとてもいい。
私が入れるのは、使い残しの人参、大根の葉や皮、セロリの葉、キャベツの外葉や芯、古くなってきた玉ねぎ、長ねぎの青いとこ、ブロッコリーの茎の固いとこ、しいたけの軸、アスパラの皮、しなびたにんにくや生姜など。
セロリの葉っぱが多いとやっぱりちょっと洋風になります。
スープストックにするから皮は薄く剥かなくてもいいや、とラクすることもできます。
あんまり細かいことは考えず、「わーい、捨てるはずのところがおいしいスープになったー」と単純によろこんでおります。
私もやってみるまでは、そのまま捨てればいいのに、めんどうだよと思っていたのですが、やってみると全然、らくちんでした。
野菜料理をたくさんつくる時に、空いた鍋に野菜くずをどんどん入れて、ついでに古くなってきた野菜と水も入れちゃって、火にかけるだけなんだもん。
スープにして使うと、せっかく買った素材を使い切れずに古くしてしまった・・・という罪悪感がなくなります。
筑前煮や豚汁をつくった後なんかは、くず野菜がたくさん出るので、よくつくります。
おいしいスープができて、冷蔵庫の整理までできるのだ。
by gigicocco | 2009-04-05 12:45 | food