老舗おっちゃんスイーツ店
2008年 12月 18日
香港スイーツということを差し引いても、シブい。
店員さんは全員おっちゃん。
青年もいることはいるけど、茶髪にしたりワックスでヘアを決めまくったり、そういうチャラさは一切ない、正しい青年だ。
10年後には正統派・ザ・おっちゃんになりそうな。
お客さんでさえ、すごいおっちゃん率だ。
スイーツ店なのに、手には新聞が似合う、そんな店。
ここには華やいだ女子らしさのない、ビシッとしたスイーツ店で。
むしろ女子が静かに、楚々とスイーツを食べている。
甘さ控えめ、さらりさらさら。
銀色の高台付きのお皿に鎮座しております。
中華菓子というと甘~いイメージだと思うのですが、伝統的香港スイーツは決してそんなことはありません。
むしろ甘みが足りないとさえ思うことがあるくらい、ほんのりとしたやさしい甘みです。
蒸しパンみたいなやつ。
素朴な味なのは同じだけれども、若干こちらのほうが甘くてお菓子っぽかったです。
夜のせいか、ちょっと固め。
たぶん、作りたてならもう少しやわらかいのでは?
ここは伝統的香港スイーツの老舗店として、かなり有名だそう。
ここもそうだけど、おいしいお店と聞くと、必ずチャイ・ランさんの紹介記事か何かが店内にある。
それはそのはずで、チャイ・ランさんが紹介して、それが巡り巡って、私の耳にまで届くんだろうからなぁ。
源記