マカオの街角アメ屋さん
2008年 01月 19日
高校生くらいの女の子を中心にずらっと行列をつくっています。
ちょうど販売を始めたばかりだったらしく、数分間ほどで買えました。
その後はどんどんと列は長くなっていくばかりのようでしたから、どうやらとってもラッキーだったようです。
値段は1~2パタカくらいだったかな?
琥珀色のとろとろの麦芽糖(たぶん)のアメを水飴のように割り箸のような木の棒にからめつけて、ひとつひとつ手渡ししてくれます。
この、アメというやっかいなものを、右手に持ったヘラでささっと棒にからめつけていく様は、職人・・・としか表現しようのないものでした。
お味は、ごくごく素朴で、特にこれといったクセもなくて、食べやすい。
お砂糖の甘さでない、やさしい甘さがうれしいおやつ。
めずらしいなぁ、と思ったのが、このアメ、ちっともベタベタしないんですよね。
水飴だと、もっとたれたりするんですけど、このアメはなぜかしっかりしていて、かじりついて歯形を付けることもできるくらい。
トロトロなのに、表面はちょっとツルリとしていて、かつ、やわらかく・・・不思議な食感です。
このオジサンはちょっとした名物らしく、出会えるだけでラッキーなんだそう。
売り切れたらお仕舞いだから、ほんの数時間しか販売をしないのだとか。
おみやげ用にガラス瓶に入れたアメを売っていましたが、かなりの重さに感じたので、あきらめました。
おうちで食べるのでなく、マカオの街角で歩きながら食べるのが、このアメにはぴったりだと思ったのもあるかな。