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旅先でみつけた楽しいもの・おいしいもの


by gigicocco
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猛暑の日のサン・ティー

猛暑の日のサン・ティー_a0098948_124312.jpg
ずーっと昔、カリフォルニアでSun Tea(サン・ティー)というものを教わった。
太陽の光の強いカリフォルニアでは、朝、ピッチャーに水と紅茶のティーバッグを入れて、庭に置いておくと、数時間で紅茶ができているんです。
(なんと、日向ではなく、日影に置いてた!日向では暑すぎのだとか。私は日本では日向に出してます。一日出かける時は、一応、途中で日影になるような位置に出しておきます。これは気休めかもですが)
朝、用意して出かけて、夕方に帰ってきたら室内に入れる。
太陽の熱だけでピッチャーの水はお湯となり、紅茶ができあがり、それが夕方に日が落ちるのと同時に自然に紅茶も冷める。
冷蔵庫で冷やしたら、アイスティーのできあがり!
普通の麦茶を入れるような入れ物に、水とティーバッグ2つ入れるだけ。
それだけで、渋みもなんにもない、クリアなアイスティーができちゃう。
とっても驚いて、日本はカリフォルニアほどは暑くないから、作るのは無理だろうなーと思いました。
ここのところ、連日の猛暑で熱風がすごい。
これなら、もしかして、できるのでは?と、ためしてみました。
猛暑の日のサン・ティー_a0098948_1213470.jpg
もしかして、水がお湯にならないかもしれないから、水の量は減らしてピッチャーに入れて、あんまり濃くしたくないから、ティーバッグはテトラの1つにして、ゴミが入らないよう、フタをしてベランダの日向に出しておく。
それだけ。
で、あっさり数時間で、できあがりました。
これなら水の量は満杯まで入れても平気ね。
ティーバックの数は茶葉の種類でも違ったりするので、お好みです。
ティーバッグを使うのは、葉っぱを漉さなくても飲めて楽だから。
太陽熱(と都市熱)だけで、数時間で水はお湯になるって、すごいなぁ。
お湯で紅茶の葉っぱも開くし、香りが乏しいということもない。
紅茶の色になってから数時間、そのまま放置しておいても渋みやエグミが出ることもなく、暑い台所でお湯を沸かすことも、鍋やヤカンを洗う必要もない。
すごい!サイコー!
こんなに暑い日だけど、その熱を有効利用できてうれしい。
by gigicocco | 2007-08-12 12:27 | food