「ミッドナイト・イン・パリ」は素敵な映画です
2012年 11月 22日
この映画は、ほぼ間違いなく、私にとって今年ナンバー1映画です。
世界中でヒットしたらしく、ウッディ・アレンの代表作のひとつということになるんじゃないかなぁ。
この映画の良いところはたくさんあると思いますが、私がスバラシイ!と思ったのは、パリの深夜に路地裏にいると、過去のパリに行けるという設定そのもの。
パリの街は古いから、路地裏だとほんと、真っ暗!で(外灯もないから、写真に撮るのも難しい)、建物も古いから「いつのの時代にいるのだろう」という気持ちになるんです。
たぶん、100年前とほぼ同じ景色なんだろうな、と思うし。
だから、パリの路地裏から過去に行けるというのは、すごーく、納得。
行けそう!と思うくらい。
パリは案外、キタナイ、とか、いろいろ悪いことも言われますが、そんなありえないことが起こりそうな、ドキドキ感を秘めた、魅力的な街であることは間違いないのではないでしょうか。
そういうところがとても表現されてる映画だなぁ、と。
パリとウッディ・アレンで思い出話をついでにひとつ。
何年か前、パリにいたとき、ウッディ・アレンの映画の封切り日だったらしく、小さな映画館の前に10人程度の行列ができていました。
いいなぁ、私も日本に帰ったら見よう、と思ったのだけれど、その映画は日本では見つけられず。
そもそも、映画のタイトルもフランス語だから、何の映画かわからなかったし。
ウッディ・アレンはWoody Allenのままだから、わかったの。
フランス語タイトルのはじっこに小さく書かれた、うろ覚えの英語タイトルはWeatherなんとかみたいな?だったはず。
日本には来なかったのかなー?なんて、思っていました。
今回、改めて検索してみると、その映画のタイトルはたぶん、2009年の「Whatever Works」だったのかなと。
日本でも2010年に「人生万歳!」というタイトルで公開されたらしい。
ポスターのデザインも違うし、タイトルも違うから、全く気が付かなかった!
レンタルで借りて来よう。