ビアリッツのバスク料理屋さん
2011年 04月 25日
ガイドブックはおろか、ビアリッツの地図さえ持っていないのに、そういうことだけはがんばる私です。
おいしいレストランさえどこかわかれば、あとはどうとでもなる、という大変「おいしいおみやげ」らしいエピソードですね。
お店の名前と住所は調べてわかっていたけど、なんせ、ビアリッツの地図を持ってないから、たどり着けるか不安でした。(レストラン情報に小さな地図が付いていたので、それをたよりに行った)
なんとかお店に到着し、なんとか翌日のランチを予約することができました。
バスクリネンのテーブルクロスがすてきですね。
キリッとした青いストライプがすてきです。
真ん中に落としてあるのは、生クリームじゃないな、フレッシュチーズのクリームかな。
軽く混ぜて食べると、コクと酸味が加わっておいしい。
ソースは半熟状のスクランブルエッグのようなソースです。
生ハムとじゃがいものオムレツと、他の名物料理もついてきて、得した気分。
アスパラの香りはグッと濃く。
スープもそうだけど、まわりにパラリとピメント・エスペレットが振ってあるのがバスク気分を盛り上げますね。
付け合わせは人参の素揚げです。
すごく甘い人参でした。
じゃがいものフリットよりも軽くて食べやすいですね。
付け合わせは、長ーいマカロニ状のパスタ。
弾力があって、噛みごたえが楽しいし、お肉のソースと肉汁と絡めて食べるとすごくおいしい。
今までそれなりにいろいろなところのガトー・バスクを食べてきましたが、ここのは珍しいタイプですね。
食感としてはフレンチトーストに近いようなしっとり感と、はじっこのカリカリ感もありました。
まわりにさらにさらさらのカスタードソース。
ウン、味はしっかりおいしいガトー・バスクです。
これまたちょっと変わったチョコレートケーキでしたねぇ。
濃いダークチョコレートたっぷりのしっとりした生地とプレーンの生地が細かく層になってるんです。
マーブルではないようなので、どうやってつくったんだろう?
デザートはおいしいのはもちろんですが、どちらも独創的ですね。
料理を食べ終わった後の感想は、「毎日たべてもいい」でした。
シンプルな料理で、かなり好みです。
これもバスク料理かぁ・・・もっとバスク料理を食べてみたいです。
ル・クロ・バスク