香港の夜をリードなしで犬が歩く
2010年 03月 21日
まわりに飼い主らしき人はなく、首輪もリードも付けず、ゆったりと歩いている。
あまり見ない光景なので、驚いて、ちょっとついていってみた。
犬が首輪もなく、単独で夜の街を歩いているなんて、とんと日本では見かけない光景だから。
野良犬には見えなかったし、近所の犬が夜のさんぽに抜け出してきた、というのが一番しっくりきそうに思えました。
地面のにおいなどを嗅いだりしながら、スタスタと歩いている犬。
通りかかった人もタクシーも、一応、おっ犬がいる、というようなかんじで見てはいるけど、なんとかしようとか、そういう人もとくになく。
もうひとまわり大きい犬を連れた人も通りかかったけれど、犬は少し近づいただけで、とくにトラブルに発展するわけでもなく、友情がめばえるわけでもなく、そっけなくまた離れていきました。
なんだかキマッテいたので、私もなんとなく満足して、ここでお別れすることに。
犬は入り口に置いてある、緑亀の水盆のにおいチェックもしっかりしていましたよ。
夜のパトロール、ごくろうさま。
そういえば私、パリでも単独で首輪もリードもついていない犬を見かけたな。